マタニティ期間中の生活

妊娠をしているときには、いろいろな注意が必要です。なぜなら、無理をしすぎると流産をしてしまうことがあるからです。
働く女性では、なおさらです。妊娠初期ではおなかも目立つことなく、マタニティ服も着ていないので、普通の体に見えてしまいがちです。そうなると、まわりでも気遣えないこともあるのです。
妊娠の中期の安定するまでは、落ち着いた生活をしたほうがいいのです。
そして、マタニティ服を着るようになる中期以降では、かなりまわりが気遣えるようになるでしょう。
重いものを持たせないようにしたり、背伸びをして物をとるような姿勢にならないように気をつけます。また、転ばないようにかかとのないような靴を選ぶようにしていきます。
予定日が近づき、2ヶ月以内になってくると、いつ生まれてきてもおかしくない時期になるので、通常は仕事もせずにゆっくりと心穏やかに暮らすようにしていったほうがいいのです。
お腹が大きくなってくると、母親としての自覚が出てくるようになります。

マタニティは特別なのか

マタニティとは本来出産や妊娠を意味する言葉ですが、最近では妊娠期間という意味合いで使われる事が多いと思われます。例えばマタニティヨガやマタニティ服といったように、妊娠期間中に推奨される運動や、妊娠により体型が変わる時期に着やすい服を差す事が多いのです。主に妊娠が分かった初期の段階から出産するまでの約10ヵ月間のことをいいますが、妊娠が判明するのは個人差があるため妊娠判明後から出産までと言いかえることもできます。メリットという訳ではありませんが、妊娠期間中はいろいろな支援を受けることができます。悪阻や体調不良など今までとは違った変化が身体に現れるのが妊娠であるため、バスや電車では優先席に座れるよう配慮されていますし、企業によっては具合に応じて勤務時間を短くしてくれるところもあるようです。更には赤ちゃん用品を購入する際に、妊婦であることを証明することができれば援助金として購入金額に対して一定の割引がきくよう支援している都道府県もあるようです。しかし同時に、妊婦というだけでそんなに優遇しないといけないのかという意見が出ることもあり、妊婦に対して冷たい視線を向ける方がいるのも事実です。もちろん妊婦側も優遇されるのが当然といったように妊婦様と呼ばれるような態度をとってはいけませんが、体調が悪いときや少し休みたい場合には優しい手を差し伸べてくれると、とてもありがたいものです。お互い感謝する気持ちと思いやる気持ちを忘れずに行動していけば問題は起こらないと思います。


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Last update:2023/12/4

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